おっさんと濃すぎる１日②

年取ると記憶力の低下が著しい。
いや、マジで。

何とか思い出していこうか。

さて、前の記事ですっ飛ばしたクエストの部分でも。

盆踊りを諦めてオーダーやマターをこなしているとウィスパーチャットが飛んできた。
おっさんとルームリーダー２で知り合ったフレンド、Kさんこと、こたっちゃんだ。

実はいろいろ出来事が重なりすぎて記事にはしてないがフレンド登録の翌日からこうやってウィスパーチャットが飛んできて一緒にクエストにいっている。
また、自分のマイルームにいろいろテロをかましてくれるなかなかエキセントリックで行動力に長けた子である。

今回も合流し一緒に凍土に行くことになった。
クエスト中ではあるがチャットが飛び交う愉快な旅路。まったく、こたっちゃんがいると戦闘中だということを忘れそうだ。

事が起こったのは二つ目のクエストにサポートパートナーを連れて行った時だ。

自分のサポートパートナーは削除前のデータが残っていたので同じキャラ、、、ではなく、少しカスタマイズしたレイラさんを使用している。彼女は我がチーム【アークスタイムズ編集部】の秘書という立ち位置だという話をしたところ、こたっちゃんから思いもしなかった申し出が。

「黎君(何故かこうなった)のチームに入りたいなー」







なんですと







かなり面を食らったがとりあえずチームを作った経緯と、現在の状況を伝え入るメリットがあまり無いことを伝えるが「それでもいい」との事だったのでスカウト。
はれて現在期間無期限で出張中の彼に続き二人目の社員が誕生した。

となるとやはりスーツがほしい。
幸い女性用スーツ、エーデルセリンも店売りしているのでぱぱっとクエストをこなし一緒に買いにいったのだが、

「着れない」

すっかり忘れていたが、彼女はキャストである。初期服は全て種族制限で着れないのだ。

さて、どうしたものか。
マイショップを検索し、あまり見慣れない女性用のフォーマルな服をさがす。
ウルスラ・レプカは、、、無いか。他に、、、あ。

「フィオナ・レプカはどうかな？ 」

某オペレーターのレプリカ衣装。フォーマルとしては十分だろう。
彼女に確認してもらい気に入る様なら入社祝いとしてプレゼントでも、と考えているとエフェクトと共にフィオナ・レプカに着替えるこたっちゃん。髪の色とマッチしておりとても似合っている。

「買ったのか！？」
「お金なくなったー」
「プレゼントしようと思ってたのに、、、」
「！Σ（￣□￣;）」

「プププププレゼント？」とあわあわするこたっちゃん。だが直ぐに切り替えて【サプライズによる入社祝い】を要求。

そんなスキルがあれば今頃自分はモテモテだろう。とはいえ期待に応えられるよう努力はしよう。

服を買ったからやっぱアクセサリーか？でもキャストだと使いづらいのも多いんだっけ？あ、それはキャス男だけか？などと考えながらwikiとマイショップと財布を見比べる。

最終的になにを買ったかは、、、服を買った事以外は秘密にしておこうか。
お洒落はたくさんあっても困らないだろう。

ツマラ・ナイモノを購入し,こたっちゃんのマイルームに配置。
、、、えぇ、わかってます。女性へのプレゼントで、ツマラ・ナイモノを使うなんて自分だってイヤだけど、赤いのも白いのも無かったし、服より高いPREボックスなんて買えないでしょう？！

次の日会ったときプレゼントした服を着ていた。どうやら気に入ってもらえたようだ、ほっと胸を撫で下ろした。

なんだか突撃娘とそれに振り回されるおっさんの姿が見えるが、、、



「しゃちょー、これからもよろしくね♪」
「社長じゃない！編集長だ！！」

こちらこそよろしくたのむ。